さとるーのメモ帳ブログ

演劇メインの雑記ブログ

広告

【初心者向け】戯曲の楽しみ方【演劇講習】

f:id:roo1113:20170917142043j:plain

 

 演劇好きで戯曲を読みたいと思いつつも、意外と戯曲って読みにくいですよね。

 

 だから、今回は戯曲を楽しく読める方法をお教えしたいと思います。

 

【目次】

1.演出家気分で配役を決める

2.登場人物の欲求をまとめる

3.おすすめの戯曲

 

1.演出家気分で配役を決める

 戯曲を読むとき、まずやって欲しいのが、本の冒頭にある登場人物の説明書きを別紙にまとめるかコピーして手元においてください。

 

 そうすれば、いちいち登場人物がどんな人かを説明書きのページまで戻る手間が省けます。

 

 そして、各登場人物に好きな役者さんを配役してください。

 

 実際に上演された作品のキャストを配役してもいいですし、自分だったらこの俳優さんをこの役に配役するなとオリジナルキャストを作っても良いと思います。

 

2.登場人物の欲求をまとめる

 まず、通読してください。

 

 通読する際に意識してほしいのですが、各登場人物の欲求を見つけるようにしてください。

 

 というのは、各登場人物には欲求があり、その欲求を核に行動していくからです。

 

 具体例として、

ミュージカル「エリザベート」

エリザベート→自由に生きる=宮廷からの逃避

トート→エリザベートの愛=エリザベートの死

フランツ→エリザベートの愛=母ゾフィーからの解放

ゾフィー→ハプスブルク家の繁栄=フランツの自立=エリザベートの追放

ルドルフ→母エリザベートの愛=父フランツからの解放

 

 となります。

 

 ボクの解釈ですけど、欲求を一つだけにしてください。

 

 複数あるように見えても、一つの共通項があり、その共通項が根本の欲求となります。

 

 上記にあるように、=関係で結べるようなものでもOKです。

 

 これがあると、何が面白いかというと、各登場人物の欲求がぶつかり合ったとき、出来事が大きく動くということがわかります。

 

 また、対立しているようで、実はお互いに同じ欲求を抱えていたりします。

 

 上記の場合、トートとフランツとルドルフは共通して「エリザベートの愛」を求めています。

 

 そして、トートとフランツは衝突します。

 

 ルドルフとフランツは親子でエリザベートの愛を求めているあたり、親子としての共通項が見えてきます。

 

 また、この欲求をじっくりと見つけると、トートは死神で、エリザベートの行動に対し、反応して動いていることがわかります(エリザベートを見たことのない人はごめんなさい)

 

 つまり、この各登場人物の欲求が作品の骨格になっているのです。

 

 それを可視化したのが、演出家や舞台装置家です。

 

 そして、その登場人物を解釈し、具現化するのが俳優さんです。

 

 しかし、同じ役でも解釈は人それぞれです。

 

 それを楽しむのが演劇だと思います。

 

 

 

 

3.おすすめの戯曲

 シェイクスピアは人間観察力が素晴らしく、時代は変われども、人間は変わらないということを認識させてくれます。

 

 「ロミオとジュリエット」

 

 

ロミオとジュリエット (新潮文庫)

ロミオとジュリエット (新潮文庫)

 

  有名な作品「ロミオとジュリエット」ですが、実際に読んだことある人は意外と少ないのではないでしょうか?

 

 実際に読んでみると、恋愛ストーリー以上に人間関係が面白く、安易な恋愛話だと思っている方にこそ読んでいただきたいです。

 

 有名な作品の「ウエストサイドストーリー」の原作にもなっています。

 

 「マクベス」

 

マクベス (新潮文庫)

マクベス (新潮文庫)

 

  シェイクスピアの作品の中でも一番好きな作品です。

 

 森で出会った魔女に予言を与えられたマクベスが権力欲に駆られて国王を裏切り、国王となるが、魔女たちの予言通りに進み、破滅の道へと進んでいく最中、マクベス夫人の発狂など、人間関係がどろどろしているのですが、読んでいる内に作品の世界観に引き込まれていきます。

 

 「オセロー」

 

オセロー (新潮文庫)

オセロー (新潮文庫)

 

   ムーア人であるオセローの旗手のイアーゴウは他の部下が自分より先に昇進したことを許せず、嫌いなオセローと他の部下をまとめて始末しようと画策する…

 

 宝塚だと植田景子氏が潤色した作品「LOST GLORY」が100周年のときに上演されています。

 

 

 

『The Lost Glory ―美しき幻影―』『パッショネイト宝塚! 』 [DVD]

『The Lost Glory ―美しき幻影―』『パッショネイト宝塚! 』 [DVD]

 

 

 

その他の作品

薔薇とサムライ

 

薔薇とサムライ

薔薇とサムライ

 

 

 

『薔薇とサムライ』DVD

『薔薇とサムライ』DVD

 

  「劇団☆新感線」の作品で「五右衛門ロックシリーズ」の第二作目です。

 

 「劇団☆新感線」はセリフのテンポが良く、元々つかこうへい作品をやっていた劇団だと言うのもうなずけます。

 

 「鈍獣」

 

鈍獣

鈍獣

 

 

BD>鈍獣 ボンジュール、どんじゅーる。 PARCO Three Mousketeers 1st Se (<ブルーレイディスク>)

BD>鈍獣 ボンジュール、どんじゅーる。 PARCO Three Mousketeers 1st Se (<ブルーレイディスク>)

 

 

  古田新太さん、池田成志さん、生瀬勝久さんの三人が組んだ演劇ユニット「ねずみの三銃士」作品の第一作です。

 

 ある日、田舎街に一人の編集者が現れ、作家凸川の行方不明事件について、調査しており、とある「ホストクラブ」に江田、岡本、順子、ノラたちに取材しに来るのだった。

 

 形式として、証言を聞くという形の回想シーンで話が進んでいく。

 

 笑いあり、恐怖ありの作品で、映像化もされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広告