さとるーのメモ帳ブログ

演劇メインの雑記ブログ

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個人塾でナンバーワン講師になった僕が、人へものを教えるときのコツをお教えします。

 教えるのが下手なやつ、ナンパも下手!

 

 今回は塾講師を3年ほどやっていたボクが、人に教えるときのコツをお話させていただきます。

 

 一応、冬期講習が14日間あった中で、一日6コマあったのですが、全部の枠が埋まったので、人気があったと信じたい。

 

 ちなみに2週間で20万以上稼いだのはこのときが初めてでした。

 

【目次】

1.教える相手も人間

 

2.興味を持たない相手なら持たせるように仕向ける

 

3.ミスしたときの原因を考えさせる

 

4.アホみたいに褒める

 

5.話し方を気をつける 

 

 

1.教える相手も人間

 

  ボクが塾講師をやっていたとき、生徒の大半が親に「塾に行け」と言われて、仕方なく来ている子が大半でした。

 

 決して高学歴でもないボクが初めて教えた生徒は、俗に言う不良でした。

 

 彼の学力は中一の内容も理解していないレベルで、かなり手こずりましたが、彼のおかげで人に教えるときのコツを習得したと思います。

 

 どの先生も手を焼いていた生徒でしたが、学生時代、偏差値40を叩き出し、塾の先生に「どこも行くところないね」と真顔で言われ、ショックを受け、絶対に受かってやると半ギレで三ヶ月猛勉強し、偏差値65の学校に合格し、特待生になったボクからすると、彼も伸びるはずだとやる気満々でした。

 

 しかし、他の先生はみんな、彼のことを諦めている状態で、ほかの先生に「あいつが最初の生徒とは大変だね」と言われ、「自分がどうにもできなかった相手をそういう風に言うなんてコイツダサいな」と心の中で思っていました。

 

 そして、彼自身も勉強ができないことを自覚しているだろうから、勉強自体嫌いなんだろうなと思い、勉強を好きになってもらおうと決意しました。

 

 塾からは配布したテキストを進めてくれと言われましたが、be動詞もわかってないやつに受動態を教えてどうするつもりやねん…と思い、事務兼指導部長に「彼がわからないところまで戻って、授業をしたい」と言うと、カリキュラムだから無理との返事。

 

 「こいつ、カスやんけ…」と思い、無視して塾長の部屋に行き、同じ内容を伝えると、「いいよー!よろしくー!」と言われたので、テキストを使わず、中一の問題集を使い、授業を始めました。

 

 つまり、相手のレベルに合わせて教えたのです。

 

 相手のレベルを把握し、しっかりとわかるまで伝えることが大事です。

 

 意外とこんなの知ってて当たり前という意識が働いてしまいますが、こちらの当然が相手の当然とは限りません。

 

 なんでこいつわからないの?と思っている人は自分本位の教え方になっています。

 

 しかし、教えるということは、相手のためにすることです。

 

 相手本位でなくてはなりません。

 

 しかも、相手本位でやっていると、短期的には時間がかかりますが、長期的に見ると、だいたい新しいことを教えても、吸収するスピードが早くなります。

 

 結果的にこちらの労力も減るのですね。

 

2.興味を持たない相手なら持たせるように仕向ける

 授業を始めると、「ああ、この子、英語に興味がないな」と感じるときがあります。

 

 そういうとき、ボクは雑談から始めます。

 

 雑談とはいえ、そこで情報収集をしていました。

 

 何が好きなのか?何に興味があるのか?をそこから引き出し、勉強する科目と関連付けて、勉強をしたくなるように心がけました。

 

 たとえば、先ほど紹介した不良の子はワンピースが好きだったので、塾長にお願いして、英語版のワンピースを買ってもらいました。

 

 それをテキストにして、英語に興味を持ってもらうようにしました。

 

 休憩時間などにワンピースの英語版を読み、勉強する単元に関連する文法が使われているページをコピーして、この文章はなんていう意味かわかる?というところから始まり、文法の説明をしました。

 

 また、不良の彼はエンジンがかかるまでに時間がかかるタイプだったのですが、数学好きということもあり、簡単な計算ドリルを時間制限をキツめに設定して、解かせるところから授業を始めていました。(英語の授業でしたけど)

 

 これは心理学的なテクニックですが、

 ワンピース→楽しい

 という脳の認識を使い、英語→楽しいという回路にするように仕向けました。

 

 俗に言う「吊り橋効果」ってやつです。

 

 「吊り橋効果」とは、揺れるつり橋を渡ったことによるドキドキを、一緒につり橋を渡った相手へのドキドキだと勘違いし、恋愛感情だと思い込んでしまう効果のこと。

 

 これを勉強に置き換えただけです。

 

3.ミスしたときの原因を考えさせる

 生徒が問題を間違えたとき、ボクは解説をしますが、「ここが間違えているからこの問題を間違えた」ということは言いません。

 

 生徒に「今の解説を聞いて、どこがダメだったから間違えたのかわかる?」と聞きます。

 

 ケアレスミスなのか、理解不足なのかを自分で分析させます。

 

 教えることの最終的な目標は独自で学習できるようにすることだと思っています。

 

 だから、生徒が「○○○だったから間違えました」と言ったら、その間違えた原因をテキストに書かせ、自分の傾向を把握するように癖付けました。

 

 ケアレスミスの多い子は見直しをさせる癖をつけ、理解不足の子はちゃんとわかっていないなら質問するように促し、時にはこちらから確認をするようにしました。

 

4.アホみたいに褒める

 人間、褒められて嬉しくない人はいません。

 

 毎回、できなかったところができるようになったとき、本人より喜んでましたし、褒めまくってました。

 

 他の先生から「あまりあいつを調子に乗らせるのは良くないかと…」と苦言を呈されましたが、こちら目線だと「こんな問題できて当然だろ」と思うかもしれませんが、生徒にとってはできないことができるようになったのですから、そこまでの努力をして、結果を出したことを認めてあげることの何が悪いのか、ボクにはわかりませんでした。

 

 実際、それでやる気を出してくれる生徒がほとんどでした。

 

 最初に受け持った生徒が模試で偏差値50越えしたときなんて、ライブ会場かよってくらい二人で喜びました。

 

 

5.話し方を気をつける 

 

 

 基本的にボクは教えるとき、事前にどういう話をするかを組み立てていました。

 

 ここで、この説明をして、ここでこの雑談を入れようとか意識していました。

 

 あとは話す声の大きさや抑揚に気をつけていました。

 

 大事なところや生徒が集中していなさそうなときはちょっと声を大きくしてました。

 

 そして、一番大事なのは一方通行にならないようにしていました

 

 五感をフルに使うように意識していました。

 

 どうしてもこっちが説明をしていると、一方通行になりがちですが、そこでボクが説明したことを生徒にその場でリピートするようにしていました。

 

 そうなると、耳だけで情報を受け取っていたのが、口で情報を発することで、自分の耳にも入るので、二倍入りやすくなります。

 

 たとえば、「to不定詞の用法は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法の三つ」というのをボクが説明したあと、生徒にもリピートしてもらいます。

 

 これは英語の例文もそうですが、生徒の中には声を出すことに抵抗のある年頃の子が多かったので、日本語で声を出すことに抵抗がなくなるところから始まり、英語も声に出させるという風にしていました。

 

 ボクの授業は声を出すので、他の先生からうるさいと苦情が入り、ボクの教室だけ離れたところでやらされましたが…

 

 声が小さいと、頭に残らないので、松岡修三ばりに「もっと大きく!」と言っていました。笑

 

 

 

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

 何かご要望・ご意見などがありましたら、コメント欄にお願いします。

 

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